◎ 改造の方向性
本件、当方の実機自体は正常に動いているので、まず想像するのは15ch モデルはそのような(瞬時オンで再生)仕様なのだと思います。 この場合は電源が投入されてからしばらくして当該スイッチがオンするようにすれば良いので、以下の回路が簡単で良いと思います。
追加部品は、ダイオード(汎用の適当なもの)、コンデンサ(22uF から 100uF 程度に増やしても可か?)を繋ぐだけです。回路図での Vcc, SW の線は基板内部を示します。すなわち、電源が入ると、初期、コンデンサに充電されていないので(瞬間的に0ボルトに近いので)、結果的にスイッチが押されたことになります。 そして、基板スイッチ側から充電されて、見掛け的に外部スイッチはオフ状態になります。電源が切られると、ダイオードを通じて(電源側に)放電されます。
line-A コンデンサの放電用 line-B 外部 PB スイッチ相当 line-C グランド
◎ 改造例の写真
実際の写真を下に示します。抵抗が見えますがこれは電源ラインのプラスとマイナスに挿入されています。これは電源がオフされても基板上における電圧低下が緩やかなため、しばらくの間は IC チップは稼働し続けていて、短時間で、再度、電源を投入した場合は、"前回の再生"が続いてしまうためです。 抵抗値としては、1kΩ程度で良いでしょう。 (数10秒もオフすれば問題はありません)
(コンデンサは 47 マイクロにしてあります)
(2005-1-4)