デジタル値で温度を得られる温度センサーを活用してみる
(2000-7-29)
■ きっかけ
- 引き続く別ページの冒頭に『実際に DS18S20 とシングルチップマイコン(MC67HC11)でインターフェースした経験ではデジタルスコープが必須でしたね。また、リアルタイム OS でない FreeBSD では正確な高速タイミングを生成できないので、プリンタポートなどを利用してインタフェースするのは至難の技です。』というのがあります。
- この記事はそれの紹介になっており「気楽に 232C で温度が取り込めるよう」なるには開発時間がチト掛かったのではあります。
■ 回路
■ プログラム
- 使った CPU はモトローラ社の HC11 系です。ですので、あまり皆さんには馴染みがないかも知れませんね。
- ただ、C 言語で書いてありますので、少しは参考にはなるやも。(一応、そのあたりを見てみる)
- プログラム自体は測定された温度データをRS-232C に文字列として、流し出してくるだけのものです。受け入れ側の処理プログラムは省略しますが、デバッグ状態は以下の感じです。(クリックで拡大)
(クリックで拡大)
■ コメント
- 製作した後の校正や精度保障がなくて済むのはホッとしますネ。
- 現在は、冒頭に述べたように、もっとシンプルな温度計に移行しています。
- 本記事公開は 2000-7-29 ですが、実機の作製はこれの半年以上前です。