モグラ歓迎装置
(2003-11-2)
■ きっかけ
- 以前に「モグラ撃退装置」を作ってみたが、効果があまりはっきりしない。
- が、しかし、"歓迎"してみればイタズラややめてくれるだろうか。(^^;
- ということで、今回は、モグラの通過する振動を拾って歓迎メロディーを流してみたい。
■ こんな感じで
- 考察事項
- 音(振動)をマイクで検出しメロディを鳴らそう。
- 消費電流を押える工夫をする。
- 地中に埋めるためいろいろ考えないといけなそう。
- ところで動作確認はどうしたらいいのだ?
■ 回路図
- 上が主要回路図です。
- これを密封パック(弁当箱)にいれて地中に埋めます。
- 音を拾うというより振動を拾う形なのでマイクは容器に密着させておきます。
- 補足
- コンデンサマイクで音を拾ろう。ゲインは大きいほどよい。
- その信号を直流化してコンパレータにかけ、15 秒程度のトリガ信号を作る。
- これで適当なメロディIC(モグラが何が好きかは不明)を起動する。
- その後、パワーアンプで増幅しスピーカに出す。(消費電流を押えるために、音が出ていない場合は、パワーアンプの電源をシャットダウンしておく回路がある)。
- 実測での消費電流は、メロディオンで 60mA、オフ時で 1mA であった。
- フロントエンドのトランジスタの電源に、後段の電源変動が影響すると"発振"するので、抵抗とコンデンサの簡単なフィルタ回路が必要だった。
■ 感想
- やっぱ、その効果がはっきりしないのだった(笑)。
- 振動を拾う工夫が足らないように思った。
- 密封容器のため発生するメロディーが人間には小さく感じるがモグラ君にはどうなのだろうか。