壊れた電動ハブラシでキャンドルライトを作る
(2005-10-17)
■ きっかけ
- 電動ハブラシは自宅や職場で良く使うので合計で5個とかあります。
- ナショナルの電動ハブラシは一流を名乗っているもののよく壊れます。
- 水の浸透によってスイッチが錆びたりするとこんな感じて直したりしてました。
- でも、中のモータまで錆びてしまってはもうおしまいですな。
■ キャンドルライトの作成
- 何個も電動ハブラシが壊れるのですが、コンパクトで非接触充電はできるし、何かに利用できるのではと思い続けていたのです。(要するに不要品がなかなか捨てられない性分ということ)
- そんなおり、「充電式キャンドルライト」という製品を見掛けました。
- ところで、このキャンドルライトに必要な基本的ものは、この電動ハブラシが持っているので、こんな感じで改造しましょう。
- 動かなくなった振動モータを除去して、外部に豆電球(1.5V)を取り付けます。豆電球には幾つかの種類があるでしょうから、なるべく電流を消費しないものを選ぶと良いでしょう。
- 豆電球が点灯した常態が下の写真です。(スイッチ部分が外部に飛び出しているのはご愛嬌)
- 充電しているところです。
- 注意事項として、振動モータに供給されているのは 1.1V 程度の交流ですから、LED を点灯させたい場合は、倍電圧整流回路などを工夫して昇圧しないといけませんね。
■ 感想
- 本体にカバーを掛けて雰囲気を出しますが、いろいろと工夫のしどころでしょう。ここでは、模様の付いた障子紙を尖った円錐状にしてかぶせてみました。
- 実際に使ってみた感じですが、明るさは使用した豆電球に依存しますが、もう少し明るければ嬉しい感じでした。
- 和風でのスナップショット。
- 洋風でのスナップショット。
- 「利用が終わったら充電器に差しておく」という扱い方は、利用の面でも片付けの面でもよろしいようで。
- う〜む。ナショナルだけでなく、オムロンも壊れる(笑)。
- ナショナルは実際にモータを(垂直)軸方法に振動させています。なので、防水が難しいんでしょう。軟らかいゴムで接合部が覆われています。
- これに比べて、オムロンが廉価であり、防水に問題ない理由がありました。それは、携帯電話のバイブレータと全く同じ仕組みを採用していて、従ってモータの回転方向に振動が発生します。密閉された本体内から振動が伝わる訳で防水の点(のみ)では優位にあるかも。