アルコール拳銃(アルコガン)
(2002-3-22)
■ きっかけ
- 物騒な名前がついていますが玩具です。(下の写真がそれで、「海底2万マイル」の登場人物が持っていそうな雰囲気が気に入っています)
- 原作である「工学院大学の工作教室」の資料に基づいています。
- オリジナルを改良して、より便利になっています。
- 子どもにせがまれて作ったものですが、火災の危険もあるので必ず大人が付いて実験して下さい。
■ 製作と写真
- 電子着火式のライターとフィルムケースを用意します。ノズルが長いタイプがよろしいでしょう。
- 電子ライターを分解して、火花を発生させるための配線を延長しておきます。
- ライターの先を4つに切れ目を入れ、フィルムケースを下の写真のように挟み込めるように折り曲げます。そしてケースを留める場合は取り替えが可能なようにします。この写真ではエナメル線で留めています。(より不気味な雰囲気も出てきますね)。
- 下は先端部を正面から撮った写真で、高圧が発生する2本の配線の先にピンを半田付し、フィルムケースに差し込みます。ピンとピンの間隔は一番大きな火花がでるように調整しておきます。
- 燃料アルコールを使用します。消毒用アルコールでは不可能とは言いませんがほとんど着火しません。
■ 遊び方
- 燃料用アルコールを1滴、フィルムケースの中に落し、フィルムケースの蓋をして2〜3秒待ち、安全な方向に向けて、ライターの"引金"を引きます。
- 続けて発射する場合はフィルムケースの内部の水分等が乾くまで待ちます。
- 熱でフィルムケースが軟らかくなりピンが緩くなった場合は、ピンを差し直したり、新しいフィルムケースに取り換えます。
- 非常に大きな音がします。フィルムケース(蓋)は10メートル以上飛びますので注意が必要です。
■ 警告/注意
- 必ず大人が付き添いましょう。
- 発射(点火)後にフィルムケースの内部でアルコールが燃え続けている場合があります。注意して下さい。
- 燃料用アルコールも安全な場所に保存することもお忘れなく。
- 以下のお問い合わせを受けまして嬉しく思いました。(2004.11.3)